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II. 蔵書目録
相場の過熱感や転換点を捉える指標
買われすぎ・売られすぎを数値化するオシレーター。相場の過熱感を客観的に判断するための代表的指標。
直近の値幅における現在価格の相対位置を測るオシレーター。%K と %D 2 本の線で買われすぎ・売られすぎとモメンタムの転換を捉える。
ストキャスティクスを上下反転させた高速オシレーター。直近レンジにおける終値の位置を 0〜−100 のスケールで描く。
現在価格が直近の統計的な平均からどれだけ乖離しているかを測るオシレーター。コモディティの周期性を捉えるために生まれ、いまでは全市場で使われている。
現在の終値と n 期間前の終値との差を、そのままの値で示す最も素朴なオシレーター。RSI や ROC の原型にあたる指標。
n 期間前からの価格変化を百分率で示すオシレーター。モメンタムを正規化し、銘柄間で比較可能にした指標。
出来高を組み込んだ「ボリューム加重 RSI」。値動きだけでなく、実際に動いた資金量から相場のモメンタムを測る。
RSI に対してストキャスティクスの式を適用した派生指標。RSI が動かない局面でも内部のうねりを 0〜100 に正規化して可視化する。
短期・中期・長期の三つの時間軸の買い圧力を加重平均して一本にまとめたオシレーター。単一期間のオシレーターが抱える騙しダイバージェンスを抑えるために設計された。
価格変化を二重EMAで平滑し、その絶対値の二重平滑で割って正規化したモメンタム指標。滑らかでありながら遅延が少なく、ゼロライン・シグナル線・ダイバージェンスで方向を読む。
期間内の上昇幅合計と下落幅合計の差を、その和で割って-100〜+100に収めた純粋モメンタム指標。分子に差を使い平滑化しないため、RSIより反応が速い。
強い相場ほど終値は始値より上に引けるという発想を、(終値−始値)を(高値−安値)で正規化して測るオシレーター。4本加重平均で平滑化し、シグナル線とのクロスで勢いを読む。
高値と安値が前の足をどれだけ更新したかで、買いと売りの食欲を 0〜1 で測る。価格が転換する前に、新値を取りにいく勢いの衰えを捉えるトム・デマークのオシレーター。
ストキャスティクスから派生した3本線の指標。K・Dの後ろに、0や100を飛び越えてオーバーシュートするJ線を一本足すことで、群衆の行き過ぎがどこまで振り切れたかを描く。中国やアジア、暗号資産で広く使われる先行型オシレーター。
終値が移動平均からどれだけ離れているかを百分率で測る。ゴムひものように伸びきった価格が平均へ引き戻される瞬間を、買われすぎ・売られすぎの距離として捉える日本定番のオシレーター。
MACD と同じ仕組みを、価格水準で割って百分率に直したモメンタム指標。差を %(パーセント)で表すため、値段の高い銘柄と安い銘柄、過去と現在を、同じ物差しで勢いの強さを比べられる。
二つの長さの変化率を足し、加重移動平均でならして、相場全体の気分が底から上向きに転じる瞬間を測る。エドウィン・コポックが弔いの時間から発想した、長期の買い場を計るためのモメンタム指標。
価格ではなく時間でトレンドの強さを測る。最後に高値・安値をつけてから何本経ったかを比べ、上昇優勢か下降優勢かを−100〜+100の一本の線で表すタショー・チャンデのオシレーター。
1本のローソクの中で、終値が始値からどこへ動き、どこで引けたかを見て、買い方と売り方どちらが主導権を握ったかを−1〜+1で測る。出来高ではなく値動きの内訳から、トレンドの裏に潜む力の偏りを読むオシレーター。
ローソクの実体の傾きを平均して、直近の足が陽線寄りか陰線寄りかを一本の線で示す。終値の上下ではなく実体の偏りから、買い手と売り手のどちらが主導権を握っているかを読むタショー・チャンデのオシレーター。
短期と中期、二つの時間軸のモメンタムの差をゼロ軸まわりのヒストグラムで描き出すオシレーター。色分けされた一本一本のバーがそのまま勢いの物語になる。
価格からトレンド成分を引き去り、残ったサイクル成分だけを取り出すオシレーター。最新バーには描かれない、過去のサイクルを読み解くための装置。
価格に対して三度の指数平滑をかけたうえで、その変化率を取り出すオシレーター。短期のノイズは三層のフィルターで削ぎ落とされ、残るのはモメンタムのモメンタムのモメンタムだけ。
アレキサンダー・エルダーが考案した二本のヒストグラム。買い方が押し上げた高値と、売り方が押し下げた安値を、それぞれトレンドからの距離として独立に可視化する。
価格をフィッシャー変換で正規分布に近づけ、転換点を鋭く際立たせるオシレーター。なだらかな価格を、極値が鋭く尖る信号へと作り変える。
MACDにストキャスティクスのサイクル処理を二重にかけ、0〜100の滑らかで先行性の高いトレンドサイクルにした指標。25/75のクロスでMACDより早くトレンドの芽を捉える。
価格・連勝連敗ストリーク・当日リターンの順位という3つの食欲を1本に束ねた、ラリー・コナーズの短期逆張りオシレーター。普通のRSIより速く極端に振れ、群衆が押し目で何日続けて動いたかまで測る。
短期から長期まで4つの異なる期間のモメンタムを束ね、重みを付けて1本の線にまとめたオシレーター。バラバラに見えるサイクルの足並みが揃った瞬間に、大局のトレンド転換が起きるという発想を可視化する。
終値がレンジの「どこにいるか」ではなく、レンジの中点からどれだけ離れているかを二重に平滑して測るオシレーター。ウィリアム・ブラウがストキャスティクスを改良し、ダマシを減らして勢いの偏りだけを浮かび上がらせた。
勢いそのものではなく、勢いの加速と減速を測るビル・ウィリアムズのオシレーター。AO からその 5 期間平均を引くことで、価格が転換する前に「アクセルを踏む足が緩む瞬間」を群衆心理として捉える。
RSI に「何本前と比べるか」というモメンタム期間 M を足した指標。終値を前日ではなく M 本前と比べることで線がなだらかになり、トレンドの食欲とその衰えをより落ち着いて測る。
アリゲーターの3本の平滑線の開き具合を2つのヒストグラムで表し、ワニが餌を食う(トレンド)局面とワニが眠る(レンジ)局面を見分ける。価格そのものではなく、群衆の足並みが揃っているかどうかを測るビル・ウィリアムズのオシレーター。
RSI を二重に平滑し、MACD 流のヒストグラムで描き直したオシレーター。RSI の読みやすさを残しつつノイズを削り、新値を取りにいくモメンタムが転換する瞬間を、価格より先に滑らかに映し出す。