ローソクの実体の傾きを平均して、直近の足が陽線寄りか陰線寄りかを一本の線で示す。終値の上下ではなく実体の偏りから、買い手と売り手のどちらが主導権を握っているかを読むタショー・チャンデのオシレーター。
Qスティック(Qstick)は、テクニカル分析家のタショー・チャンデが考案したオシレーターである。
多くのオシレーターが終値だけを追うのに対し、Qスティックが見るのはローソクの実体だ。
一本の足の「終値 − 始値」は、その足の実体の符号と大きさそのものである。陽線なら正、陰線なら負、実体が長いほど絶対値は大きい。
Qスティックは、この実体の値を直近 N 本ぶん平均する。つまり最近の足が、平均してどれだけ陽線寄りか、陰線寄りかを一本の線で表す。
線がゼロより上にあれば、最近の実体は陽線が優勢で上昇圧力。ゼロより下なら陰線が優勢で下落圧力。ゼロラインを抜ける瞬間が、実体の偏りが切り替わった合図になる。
Qスティックの狙いは、終値の位置だけでは見えにくい**「日々のローソクの中で、買い手と売り手のどちらが押し切っているか」**を、実体の傾きから捉えることにある。
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