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VII. 蔵書目録
通説を疑い、規律で組み立てる実戦の流派。理解できない者には推奨しない章
「ハイレバは即破産」という通説の再考。規律と複利を伴えば構造的な優位になるが、リスクを理解せずに触る者には禁忌である理由を、数表とメンタル管理の観点から綴る。
「ナンピン=即破綻」という通説の再考。最大層数・総損失上限・撤退条件を事前に固定した「計画的ナンピン」は、限定された相場環境で構造的な合理性を持つ。それ以外では絶対にやってはいけない理由。
「デイトレ・スキャルは投機」「長期投資が王道」という通説の再考。短期売買が持つ構造的優位(資金回転・夜間リスク回避・即時フィードバック)と、引き換えに要求される規律・コスト・集中力の現実。
「裁量=感情、システム=合理」という通説の再考。明文化された基準と取引記録を伴う裁量は、相場変質と新規パターンに対する構造的な優位を持つ。ただし規律なき裁量は感情の言い換えに過ぎないと明示する。
「逆張り=死亡」という通説の再考。レンジ・平均回帰相場での逆張りには構造的合理性があるが、トレンド相場での逆張りは破綻装置。環境判別と複数根拠の必須性を綴る。
「テクニカル指標に頼る者は負ける」という通説の再考。指標は道具であり、使い手の規律と役割分担次第で強力な武器になる。ただし主役になった瞬間に毒になる構造を綴る。
「損切りできない人は勝てない」という通説の再考。問題は性格や意志の弱さではなく、仕掛ける前に損切り価格・許容損失額・根拠の無効化条件を「設計」していないことにある。塩漬けは設計不在の必然的な帰結だ。
通説「利食い千人力」を再考する。早すぎる利確は損小利小を生み、期待値の源泉である数少ない大きな勝ちトレードを取り逃がす。利を伸ばす規律、トレーリング、部分利確の設計を技術的に解剖する。
負けを即座に取り返そうと熱くなるリベンジトレードの構造を分解する。ティルト、ロットの倍化、根拠なきエントリー、連鎖損失。冷却ルールと損失上限、取引停止トリガーで規律化する方法。
材料やニュースに飛び乗る負け筋の構造を解剖する。発表時点の織り込み済み、初動の逆行、噂で買って事実で売る出尽くし。事前にシナリオを置く規律と、分からない時は見送る規律を示す。
常に建玉していないと不安になる過剰売買(ポジポジ病)の構造を解剖する。手数料・スプレッド・質の低い取引の累積が期待値をどう削るか、待つ技術・取引数制限・機会選別チェックリストへの落とし方まで。