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III. 蔵書目録
売買の勢いを出来高から分析する指標
出来高を累積して価格の裏側にある「需要の流れ」を可視化する基本指標。価格との乖離が、見えない買い集めや売り抜けを暴く。
出来高の短期移動平均と長期移動平均の差を、長期で割って%にした指標。価格ではなく出来高そのものの勢いを測り、トレンドが本物の参加に支えられているかを問う。
当日の取引が出来高で重みづけられて平均化された価格。機関投資家のベンチマークとして、日中取引の「正味の合意価格」を示す。
終値がバーのレンジ内のどこに位置するかで出来高を重みづけ、累積していく出来高指標。OBVより日中の力関係を細やかに映す、蓄積と分散の輪郭線。
A/Dラインのロジックを期間で正規化し、−1 から +1 の範囲に収めたオシレーター。ゼロラインを境に、直近の蓄積と分散を読み分ける。
OBVの粗さを修正し、値動きの大きさで出来高を重みづける累積型出来高指標。価格の確信度と出来高の裏付けを一本の線に重ねる。
各時点の価格を出来高で重みづけた移動平均線。価格が「どこを通ったか」ではなく「どこで実際に取引が成立したか」を示す、参加者の重心。
値が「どれほど軽々と動いたか」を測る出来高系指標。少ない出来高で大きく動いた相場の脆さを、定量的に暴き出す。
値動きの方向と出来高の重みを掛け合わせ、一本の符号付き数値に圧縮する出来高指標。アレキサンダー・エルダー博士が示した、確信の強さを測るための物差し。
時間軸ではなく価格軸に沿って出来高を積み上げ、市場がどの価格で合意したかを浮かび上がらせる出来高分布図。最も商いの集まった一点が、相場の重心を示す。
A/Dライン(蓄積分散ライン)の3日EMAから10日EMAを引いた値。出来高で測る蓄積・分散の勢いの変化と、価格とのダイバージェンスを捉えるオシレーター。
いまこの瞬間にどれだけの関心が集まっているかを、過去の平年並みと比べて倍率で示す指標。値そのものに方向はなく、ブレイクや材料が本気かどうかを出来高の温度で測る。
重要な一点を起点に置き、その日以降に取引した全員の平均建値を一本の線で描く出来高加重平均。起点を選ぶことは、どの群衆の損益を物差しにするかを選ぶことに等しい。
出来高そのものではなく、その「増え方・減り方の速さ」を測る指標。価格が動く前に関心が集まり始めた瞬間を、ゼロを軸にした加速度として浮かび上がらせる。
値上がり・値下がり銘柄数の比を、その出来高の比で割って測る市場全体の温度計。数字の裏には、群衆が買いと売りのどちらに本気で資金を注いでいるかが映る。
ティックの上げ下げに合わせて出来高を積み上げる蓄積/分散指標。一本一本の約定が買いで入ったか売りで入ったかを最小変動幅で仕分けし、終値だけでは見えない日中の需給の偏りを暴く。
時間軸を捨てて出来高を横幅に置き換える作図法。一本一本の足が「どれだけの商いで、どれだけ動いたか」を箱の形で語り、努力と成果の釣り合いを目で読ませる。
上げた日の出来高と下げた日の出来高を割り算し、トレンドの裏に本物の需要があるかを測る比率。値動きそのものより、群衆がどちらに本気で資金を張ったかを暴く。
方向・出来高・値幅という三つの要素を組み合わせて「マネーフロー」の長期的な流れを捉えつつ、短期の転換にも反応する高度な出来高オシレーター。
出来高が減った日だけ価格を反映するNVIは賢い資金の足跡、増えた日だけ反映するPVIは群衆の足跡。各々の移動平均との位置で長期の地合いを読む累積指標。
終値の方向で符号を付けた出来高を、総出来高との比率でオシレーター化する指標。±40と±5のゾーンで、買い圧力と売り圧力の強弱を読み分ける。
値幅を出来高で割り、出来高1単位がどれだけ価格を動かしたかを測る指標。ビル・ウィリアムズが考案。MFIと出来高の増減を組み合わせた4象限で、相場参加の質を読む。
成行の買いと売りを約定方向そのもので符号付けし、その差を累積した線。価格の裏で攻めているのが買い手か売り手かを直接映し、価格とのズレが力の枯渇を先に告げる。
チャイキン・マネー・フローの弱点であるギャップ歪みを、トゥルーレンジと指数平滑で補正した蓄積/分散指標。滑らかな線で、群衆に隠れた買い集めと売り抜けの本音を浮かび上がらせる。
出来高・値幅・終値の位置という三つの足跡から、大口の意図を読み解く分析手法。単一の数式ではなく、需給の整合と不整合を見抜く目を養う。
終値が一日の値幅のどこで引けたかを出来高で重み付けし、価格の裏で進む買い集めと売り抜けを暴く出来高指標。値幅の上端で引けた日に厚い出来高が乗っているか、それとも下端なのかを累積で追う。
価格と出来高を一本の線に溶かし込み、買い圧力と売り圧力の綱引きをゼロを中心に映す先行指標。値動きの裏で誰が主導権を握っているかを、価格が動く前に書き残す。
OBVの弱点だったノイズと外れ値を抑えるよう設計された出来高マネーフロー指標。小さな値動きを切り捨て、暴れた一本の出来高に上限をかけることで、累積線に残るのは本当に意味のある資金の流れだけになる。
出来高が価格トレンドを本気で裏付けているかを測る指標。値動きの裏にある参加者の確信の濃淡を、加重平均と単純平均のズレとして数値化する。
OBVとMFIの弱点を補うために設計された出来高マネーフロー指標。日中の終値位置と日々の典型価格の変化を組み合わせ、ノイズを超えた動きだけに出来高の符号を与えて累積する。ゼロを挟む蓄積と分散の境界に、群衆の本気度がにじむ。