終値の方向で符号を付けた出来高を、総出来高との比率でオシレーター化する指標。±40と±5のゾーンで、買い圧力と売り圧力の強弱を読み分ける。
VZO(Volume Zone Oscillator、ボリューム・ゾーン・オシレーター)は、エジプトのアナリストであるワリド・カリル(Walid Khalil)が、デイビッド・スティードマンとの共著で2009年に発表した出来高系オシレーターである。
発想の出発点はOBVとよく似ている。終値が前日より上がった日の出来高はプラス、下がった日はマイナスとして符号を付ける。 ここまではOBVと同じだ。
だがVZOは、その符号付き出来高をただ累積するのではない。符号付き出来高のEMA(指数平滑移動平均)を、総出来高のEMAで割る。 こうして「総出来高のうち、何割が上昇方向に投じられたか」を比率として取り出し、−60〜+60のオシレーターに変換する。
OBVが需給の累計を一本の線として描くのに対し、VZOが答えるのはより直接的な問いだ。いま市場に流れ込んでいる出来高は、買いに偏っているのか、売りに偏っているのか。 その偏りの度合いを、ゼロを中心に振動する目盛りで示す。
How to Read · 使い方
NASDAQ:AAPL