値幅を出来高で割り、出来高1単位がどれだけ価格を動かしたかを測る指標。ビル・ウィリアムズが考案。MFIと出来高の増減を組み合わせた4象限で、相場参加の質を読む。
マーケット・ファシリテーション指数(Market Facilitation Index、BW MFI)は、トレーダーであり心理学者でもあったビル・ウィリアムズが、著書『カオス・トレーディング(原題: Trading Chaos)』のなかで提示した出来高系指標である。
名前の通り、これは「市場が価格を動かすことを、どれだけ容易にしているか(facilitate)」を測る物差しだ。
頭文字を取って BW MFI と書かれることが多いのは、ウェルズ・ワイルダーの**マネー・フロー・インデックス(MFI)**と区別するためである。両者はまったく別の指標であり、混同してはならない。
考え方は一行で言い切れる。その日の値幅を、その日の出来高で割る。 つまり出来高1単位あたり、価格がどれだけ動いたか。これを「市場の効率」と呼ぶ。
少ない出来高で大きく動けば効率は高い。大量の出来高を費やしても値幅が出なければ効率は低い。
How to Read · 使い方
NASDAQ:AAPL
ウィリアムズの本質的な問いは、価格でも出来高でもなく、その比率にあった。出来高と値幅の関係そのものに、群衆の意思の質が現れると考えたのである。