中級5分で読めます2026-05-14この記事は会員限定です
VWMA (出来高加重移動平均)
各時点の価格を出来高で重みづけた移動平均線。価格が「どこを通ったか」ではなく「どこで実際に取引が成立したか」を示す、参加者の重心。
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概要
VWMA(Volume Weighted Moving Average、出来高加重移動平均)は、その名のとおり、各期間の価格をその期間の出来高で重みづけて平均した移動平均線である。単純移動平均(SMA)が「すべての価格を等しく扱う」のに対し、VWMAは「多くの参加者が実際に取引した価格ほど重く扱う」という発想に立つ。
似た名前の指標にVWAP(出来高加重平均価格)があるが、両者は別物だ。VWAPは一営業日ごとにリセットされる当日累積の加重平均であり、機関投資家の執行ベンチマークとして使われる。一方VWMAは、SMAと同じくローリングのn期間ウィンドウで計算される移動平均であり、トレンドフォローの土台として使われる。
SMAが「価格がどこを通ったか」を示す線だとすれば、VWMAは「参加者の重みがどこに集まったか」を示す線である。