出来高系
中級5分で読めます2026-05-14この記事は会員限定です

イーズ・オブ・ムーブメント (EOM)

値が「どれほど軽々と動いたか」を測る出来高系指標。少ない出来高で大きく動いた相場の脆さを、定量的に暴き出す。

出来高EOMアームズ値動きの軽さダイバージェンス

概要

イーズ・オブ・ムーブメント(Ease of Movement、EOM)は、リチャード・W・アームズ・ジュニアが1990年代に提唱した出来高系指標である。価格そのものでも、出来高そのものでもなく、**「価格を動かすのに、どれだけの出来高が必要だったか」**という、両者の比率を測ろうとする。

考え方は素朴で、しかし鋭い。同じ一円の値上がりでも、少ない出来高で達成された一円と、大量の出来高をぶつけてようやく押し上げた一円とでは、相場の質がまったく違う。前者は軽い相場であり、後者は重い相場である。EOMは、その「軽さ」と「重さ」を一本のラインに落とし込む。

正の値は「価格が出来高に対して軽々と上昇した」状態、負の値は「軽々と下落した」状態を示す。ゼロ近辺は「価格を動かすに足る出来高があった、または値動きそのものがなかった」状態である。

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