終値が一日の値幅のどこで引けたかを出来高で重み付けし、価格の裏で進む買い集めと売り抜けを暴く出来高指標。値幅の上端で引けた日に厚い出来高が乗っているか、それとも下端なのかを累積で追う。
日中強度指数(Intraday Intensity Index、II)は、デビッド・ボスティアンが考案した出来高系の指標である。
OBVが終値の前日比だけを見て出来高をまるごとプラスかマイナスに振り分けるのに対し、IIはもう一段深く踏み込む。
一日の値幅(高値から安値まで)のうち、終値がどの高さで引けたかを測り、その位置に出来高を掛け合わせる。
値幅の上端付近で引けた日は、引けにかけて買いが優勢だった証拠だ。 その日の出来高が厚ければ、買い集めの力も大きいと読む。
逆に安値付近で引けた日は売り抜けが優勢で、出来高が厚いほど分散の圧力が強い。
How to Read · 使い方
NASDAQ:AAPL
発想としては、チャイキンのアキュムレーション/ディストリビューションライン(A/D Line)と同じ家系に属する。
どちらも「終値の足内位置」と「出来高」を組み合わせて、価格の裏側で進む需給の蓄積と分散を可視化しようとする指標である。