価格と出来高を一本の線に溶かし込み、買い圧力と売り圧力の綱引きをゼロを中心に映す先行指標。値動きの裏で誰が主導権を握っているかを、価格が動く前に書き残す。
需要指数(Demand Index、デマンド・インデックス)は、ジェームズ・シベットが考案した出来高系の先行指標である。
特徴は、価格と出来高という別々の情報を一本の線に統合してしまう点にある。 多くの出来高指標は出来高そのものを累積するが、需要指数は各足の「値動きの大きさ」と「出来高」を組み合わせて、買い圧力(BP)と売り圧力(SP)という二つの量を取り出す。
そしてその二つの綱引きを、ゼロを中心に上下する一本の振動として描く。
ゼロより上にあれば買い圧力が優勢、下にあれば売り圧力が優勢。 プラスからマイナスへ、あるいはその逆へとゼロを抜けるたびに、市場の主導権が入れ替わったことを告げる。
需要指数のもう一つの顔は、価格に先行しやすいことだ。 出来高は確信の量であり、参加者の本心は値段が動く前に出来高に滲み出る。 需要指数はその滲みを増幅して、価格より一歩早く方向を示すことがある。
How to Read · 使い方
OANDA:USDJPY