「ナンピン=即破綻」という通説の再考。最大層数・総損失上限・撤退条件を事前に固定した「計画的ナンピン」は、限定された相場環境で構造的な合理性を持つ。それ以外では絶対にやってはいけない理由。
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OANDA:USDJPY
トレーダー界隈で、ナンピン(含み損ポジションに買い増し、または売り増しすることで平均取得単価をエントリー方向に近づける行為)は強く否定される。
その理由として語られるのは大体こうだ。
ナンピンをすると、損切りができなくなる。ポジションがどんどん膨らみ、最終的に強制ロスカットで全資金を失う。
これは半分正しく、半分間違っている。正確には次のようになる。
撤退条件を持たないナンピンは、損切りができなくなる。ポジションがどんどん膨らみ、最終的に強制ロスカットで全資金を失う。
ナンピンが悪いのではない。「撤退条件を持たない」ことが悪い。これは ハイレバの話 と同じ構造で、主語の取り違えである。
ところで、市場の文脈を変えてみる。
これらは全て、構造的にはナンピンだ。だが破綻には直結しない。なぜなら、最大投入額が事前に決まっており、撤退条件(あるいは事業継続条件)が明確に定義されているからだ。
個人トレーダーのナンピンが破綻に直結するのは、これらの条件を 一切持たずに 場当たり的に行うからである。
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