相場で最も重要な概念。価格が止まり、跳ね返り、役割を入れ替える「壁」の正体を、注文の集積と参加者心理から解説。
サポート(支持線)とレジスタンス(抵抗線)は、価格がそれ以上下がりにくい/上がりにくい水準のことだ。テクニカル分析でこれ以上に普遍的な概念はない。トレンドラインも、チャートパターンも、フィボナッチも、突き詰めれば「サポレジがどこにあるか」を別の方法で言っているだけだ。
重要なのは、サポレジを**「線」ではなく「帯(ゾーン)」として捉えること、そしてなぜそこで価格が止まるのか**を理解することだ。理由がわかれば、それが破れる瞬間も予測できる。
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OANDA:USDJPY
最も基本的なサポレジ。過去に何度も反発した安値は、次もサポートになりやすい。過去に何度も上値を抑えられた高値は、次もレジスタンスになりやすい。
これはダウ理論の「高値・安値の構造」そのものだ。
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USDJPYなら150.00、151.00、株価なら1000円、3000円。人間は心理的にキリの良い数字に注文を集める。「150円ちょうどで売ろう」「3000円になったら買おう」という指値が集積するため、そこで価格が止まりやすい。
特に、00で終わる水準(150.00)は強く、50で終わる水準(150.50)は中程度に意識される傾向がある。
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過去に大量の売買が成立した価格帯は、「そこで建玉を持った人」が大勢いることを意味する。価格が再びそこに戻ると、彼らの「やれやれ売り(買い戻し)」や「ナンピン」が出やすく、サポレジとして機能する。
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200日移動平均線などの著名な移動平均線は、多くの参加者が見ているため、それ自体がサポレジのように機能することがある。→ 移動平均線 を参照
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サポレジ理論で最も重要な原則がこれだ。
一度ブレイクされたレジスタンスは、その後サポートに変わる。一度ブレイクされたサポートは、その後レジスタンスに変わる。
例:株価が3000円で何度も止められていた(レジスタンス)→ ある日3000円を明確に超えた → その後、押し目で3000円付近まで下がると、今度はそこで反発する(サポートに転換)。
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初心者がやりがちな失敗は、サポレジを「3000円ちょうど」という1本の線で捉えることだ。実際には、価格は「2980〜3020円」のような**帯(ゾーン)**で反応する。
理由:
だから、「3000円を1ティック割ったから損切り」ではなく、「2980円のゾーンを終値で明確に割ったら損切り」のように、幅を持たせて考える。
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リテストを待つことで、ブレイクのダマシの多くを回避できる。ただし、強いトレンドではリテストせずに走ることもあり、その場合は乗り遅れる。これはトレードオフだ。
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