寄り付き直後の高安レンジを基準に、上抜けで買い・下抜けで売るデイトレ戦略。情報と注文が集中する寄りの方向性を、具体的な数値ルール・フィルター・資金管理・崩れる条件まで踏み込んで解説する。
オープニングレンジ・ブレイクアウト(Opening Range Breakout、以下ORB)は、寄り付き直後の一定時間にできた高値と安値の「箱」を基準線にして、その上抜けで買い、下抜けで売るデイトレ戦略だ。
最初の5分や15分の値動きで作られたレンジは、その日の最初の合意点を表す。 そこを明確に抜けたという事実を、その日の方向が決まりかけた合図として扱う。
ORBが取りに行くのは、1日のうちで最も情報と注文が集中する寄り付きの、方向が出やすい性質である。
前日の引け後に出た決算、夜間のニュース、寄り前の板。 これらが寄り付きの数分間に一気に消化され、買いと売りの綱引きが最初の決着をつける。 その決着の向きに乗るのがORBだ。
「当てる」のではない。 寄りのレンジが破れるのを待ち、破れた向きに従う。 方向の判断を相場の側に委ねる、受動的な設計である。
How to Read · 使い方
NASDAQ:QQQ