上昇ウェッジは弱気、下降ウェッジは強気。同じ方向に傾いた2本の線が収束していくとき、トレンドはすでに息切れしている。
ウェッジ(くさび)は、収束していく二本のトレンドラインが、同じ方向に傾いているパターンである。三角持ち合いと似て見えるが、決定的な違いがある。三角形は両辺の傾きが対立的(あるいは片方が水平)なのに対し、ウェッジは両辺が揃って上向き、または揃って下向きに傾いている。
その「揃って傾く」という形が、本質を語っている。価格は上昇しつづけている(または下降しつづけている)。だが、上昇のたびの値幅は次第に小さくなっていく。表面的にはトレンドが続いているように見える。中身では、トレンドを支える勢力がすでに息を切らしている。
ウェッジは反転パターンである。上昇ウェッジは弱気のサイン、下降ウェッジは強気のサイン。上昇しているのに弱気、下降しているのに強気。この逆説こそがウェッジの読み所だ。