上級6分で読めます2026-05-14この記事は会員限定です
アイランド・リバーサル(離れ小島)
両側を窓(ギャップ)に挟まれた、文字通りの離れ小島。短い滞在時間に閉じ込められた参加者の急速な投げが、反転を加速させる。
アイランド・リバーサル離れ小島ギャップ窓反転チャートパターン
概要
アイランド・リバーサル(Island Reversal)は、両側をギャップ(窓)に挟まれた一連の価格レンジが、前後の価格水準から孤立して浮かんで見える反転パターンである。日本語では「離れ小島」とも呼ばれ、その名の通り、チャート上には海に浮かぶ小さな島のような形が描かれる。
天井での島形成では、上昇トレンドが「上向きの窓」(ギャップアップ)で島に飛び乗り、しばらく島の上で過ごした後、「下向きの窓」(ギャップダウン)で島から飛び降りる。底ではこれの逆——「下向きの窓」で島に着地し、「上向きの窓」で離脱する。
このパターンが強力なのは、島の上にいた参加者全員が、両側の空白(ギャップ)に閉じ込められるからだ。前のトレンドの価格水準とも、その後のトレンドの価格水準とも、彼らの建値は連続していない。逃げ場のない急速な投げが、反転を加速させる。
ただし重要な留保がある——アイランド・リバーサルは主に株式市場のパターンだ。FXのような24時間市場では、ギャップが週末オープン時にしか現れにくく、純粋な島形成は稀である。