XABCDの5点をフィボナッチ比率で結ぶ調和反転パターン。最後のDが0.786戻しのPRZに収まると、行き過ぎを測った群衆の手が止まり、反転が始まる。
ガートレーとは、XABCDという5つの点をフィボナッチ比率で結んだ調和(ハーモニック)反転パターンである。
価格は一直線には動かない。上げて、戻して、また上げて、また戻す。その「上げ」と「戻し」の比率が特定のフィボナッチ数で揃ったとき、最後のD点で相場が反転しやすい。これがガートレーの考え方だ。
起点Xから最初の波XAが出る。そこからB、C、Dと押し引きを繰り返し、Dで完成する。強気ガートレーは底でDを打つWの形、弱気ガートレーは天井でDを打つMの形になる。
このパターンの肝は、Dが「反転候補ゾーン(PRZ:Potential Reversal Zone)」に収まることだ。複数のフィボナッチ比率がDの近くで重なり、そこで価格が止まると読む。形だけを追うのではなく、比率で「行き過ぎの限界」を測るのがハーモニックの作法である。
原型は1935年にH.M.ガートレーが示した。後にスコット・カーニーが各点のフィボナッチ比率を厳密に定式化し、今の形になった。
How to Read · 使い方
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