チャートパターン
上級5分で読めます2026-05-14この記事は会員限定です

ダイヤモンド・フォーメーション

拡大型から三角形への変容——感情の爆発が疲労と諦観に変わっていく、稀少で主観的な反転パターン。

ダイヤモンドダイヤモンド・フォーメーション反転拡大型三角持ち合いチャートパターン

概要

ダイヤモンド・フォーメーション(Diamond Formation)は、拡大型と三角形の二段階を組み合わせた、ややエキゾチックなパターンである。最初は値幅が広がっていく拡大型のように始まり、ある時点から逆に値幅が縮んで三角形のように収束する——上下のラインを結ぶと、菱形(ダイヤモンド)の輪郭が浮かび上がる。

このパターンが最もよく現れるのは、主要な天井圏である——上昇トレンドの末期に、まず感情が爆発(拡大)し、次に疲労が訪れて参加者が手を引いていく(収束)。底値圏で形成されることもあるが、それは稀だ。

ダイヤモンドの本質は、感情の二段階のドラマである。前半の拡大が「クライマックス」を表し、後半の三角形が「合意の崩壊」を表す。そしてその両方を経た末に、ようやく決着が訪れる——多くの場合、形成前のトレンドとは逆の方向に。

ただし、このパターンには重要な留保がある——視覚的に稀少で、しばしば主観的だということだ。多くのアナリストは、ある形を「ダイヤモンドだ」と認める一方で、別のアナリストは「ただの不規則な持ち合い」と判定する。古典的な技術分析の文献でも、その曖昧さは指摘されている。

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ダイヤモンド・フォーメーション · 相場観ライブラリ