急落の後に起きる一時的な自律反発を、本格反転と取り違える罠。戻りは続かず、やがて下落が再開して安値を更新する。死んだ猫でも高く落とせば跳ねる。
デッドキャット・バウンス(Dead Cat Bounce)は、急落の直後に起きる一時的な反発を、本格的な底打ち・反転と誤認しやすい現象を指す。
名前の由来は身も蓋もない。**「死んだ猫でも、十分に高い所から落とせば跳ねる」**という相場格言だ。跳ねたからといって生き返ったわけではない。落下のエネルギーが地面に跳ね返っただけで、猫はやがて動かなくなる。
価格も同じだ。急落の後、いったん威勢よく戻す。多くの参加者が「底だ、反転だ」と飛びつく。だがその戻りは続かない。やがて売りが再開し、先の安値を割り込んでさらに下落していく。
これはチャートパターンというより、**下降トレンドの途中に必ず混ざる「だましの反発」**だ。明確なネックラインや目標値の数式を持つ三尊やダブルトップとは違い、形そのものよりも「この戻りは本物か、それとも死んだ猫か」という判別が主題になる。
How to Read · 使い方
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