新高値の後にしばらく高値を更新できなければ、その揉み合い範囲が一つの「箱」として確定する。箱の上限を出来高を伴って抜けたら買い、損切りは箱の下限。利益を伸ばしながら箱ごとに損切りを切り上げるトレンドフォロー手法。
ダルバスボックスとは、揉み合っている価格の範囲を一つの「箱」として上下で囲み、その上限のブレイクで乗るという考え方である。
ダンサーから投資家になったニコラス・ダルバスが考案した手法で、彼は値動きが上下に揉み合う局面を、文字どおり箱(ボックス)に見立てた。
箱の作り方には明確な手順がある。価格が新高値をつけたあと、その高値を一定期間(ダルバスは三日を目安にした)更新できなければ、その高値が箱の上限として確定する。続いて、その後の安値が一定期間破られなければ、それが箱の下限として確定する。これで上下が決まり、一つの箱ができあがる。
上昇トレンドでは、この箱が下から上へと階段状に積み上がっていく。古い箱の上限を抜けて新しい箱が一段上にでき、それをまた抜けて次の箱ができる。
ダルバスボックスは「形」そのものを当てるパターンではなく、いつ乗り、どこで降りるかを機械的に決めるトレンドフォローの枠組みだと捉えるのが正しい。箱の上限を出来高を伴って抜けたら買い、損切りは箱の下限に置く。トレンドが続く限り、箱が一段上がるたびに損切りも切り上げていく。
How to Read · 使い方
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