丸みのある天底や分散の局面を経ず、ほぼ垂直に上げて(下げて)即座に反転するスパイク型の転換。事前の前兆が乏しく、群衆の確信が一瞬で裏返ることで鋭く速い反転を生む。
V字天井・V字大底とは、準備運動なしに、ほぼ垂直に上げて(下げて)、その頂点(底)で即座に折り返す鋭いスパイク型の反転である。
多くの反転パターンは、頂点で時間をかけて丸みを作ったり、何度も同じ水準を試したりして、買い手と売り手がゆっくり主役を交代する。V字反転はその「受け渡しの時間」がほとんどない。価格は一直線に走り、ある一点で突然向きを変える。
天井では逆Vの字(急騰してすぐ急落)、大底ではVの字(急落してすぐ急反発)を描く。英語では V Top / V Bottom、あるいは Spike Reversal と呼ばれる。
これが起きるのは、突然の材料やセンチメントの急変で、群衆の確信が一瞬で裏返るときだ。事前の前兆が乏しいため察知は難しいが、いざ反転すると動きは鋭く速い。だましも多く、追随ではなく反転の確認を待つ姿勢が要る。
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