初級4分で読めます2026-05-14この記事は会員限定です
丸坊主 (Marubozu)
ヒゲのない、実体だけの一本。寄りから引けまで一方的に押し切った——マルボーズは、ローソク足が表現しうる最も純粋な確信の記録である。
ローソク足丸坊主マルボーズ陽線坊主陰線坊主
概要
丸坊主(まるぼうず)は、ヒゲをほぼ持たない、実体のみで構成される一本のローソク足である。「丸坊主」とは剃り上げた頭、つまり髪のない頭のことで、ローソク足から上下のヒゲが「剃り落とされた」状態を表す。日本のローソク足分析が生んだ、表現の妙に満ちた命名のひとつだ。
陽線の丸坊主は、寄り付きが安値、引けが高値——一日中ひたすら買われ続けたことを意味する。陰線の丸坊主は、寄り付きが高値、引けが安値——一日中ひたすら売られ続けた一本だ。寄り付きから引けまで、一度も押し戻されることなく、一方が押し切ったという事実が、ヒゲのない清潔な長方形に圧縮されている。一本のローソク足が表現しうる、最も純粋な確信である。