高安2点から扇状に引く支持抵抗線のファンと、フィボナッチ数列の間隔で時間軸に縦線を引くタイムゾーン。価格と時間の両方をフィボ比率で区切る道具を実戦的に読み解く。
フィボナッチ・リトレースメントが価格の縦方向を区切る道具だとすれば、フィボナッチ・ファンとタイムゾーンは、その思想を斜めと横に拡張した道具である。
ファンは、高安2点を結んだトレンドラインを基準に、フィボ比率の傾きを持つ斜めの線を扇状(fan=扇)に広げる。価格が時間とともに動くことを前提に、動的な支持抵抗線を引く。
タイムゾーンは、ある起点から1, 2, 3, 5, 8, 13, 21...とフィボナッチ数列の間隔で時間軸に縦線を引く。価格ではなく時間そのものを区切り、転換が起きやすい時刻を投影する。
リトレースメントが「どこまで戻るか(価格)」だけを問うのに対し、ファンは「価格と時間の両方を同時に」、タイムゾーンは「いつ動くか(時間)」を問う。同じ黄金比の発想を、異なる軸に投げかけているわけだ。
How to Read · 使い方
OANDA:USDJPY