中級6分で読めます2026-05-13この記事は会員限定です
三尊・逆三尊 (Head and Shoulders)
最も有名な反転チャートパターン。3つの山が語るトレンドの限界、ネックライン、目標値の測り方、そして「綺麗すぎる三尊」の罠。
三尊ヘッドアンドショルダー反転ネックラインチャートパターン
概要
ヘッドアンドショルダー(日本語では「三尊(さんぞん)」)は、上昇トレンドの天井で現れる代表的な反転パターンである。3つの山——左肩、頭(最も高い山)、右肩——が並び、それぞれの谷を結んだ「ネックライン」を割り込むと、下降への転換を示唆する。
上下逆の形は「逆三尊(ヘッドアンドショルダーズ・ボトム)」と呼ばれ、下降トレンドの底での反転を示す。
このパターンが有名なのには理由がある——ダウ理論の「高値・安値の構造の崩壊」を、最も視覚的にわかりやすく表現しているからだ。同時に、有名すぎるがゆえに「綺麗な三尊に見える形」を狙ったダマシも頻発する。本稿では構造と罠の両方を扱う。