三日連続で並ぶ大陰線。上昇トレンドの天井圏で出現する強い売り転換シグナル。一日のパニック売りではなく、三日かけた淡々とした売りが特に株式市場で恐れられる。
三羽烏(さんばがらす)は、三日連続で並ぶ大陰線からなる弱気パターンである。英語では Three Black Crows と呼ばれ、三羽の黒い鳥が次々と降りてくるイメージで描かれる。赤三兵の鏡像構造を持ち、上昇トレンドの天井圏で出現すると、強い売り転換シグナルとして読まれる。
このパターンが特に株式市場で恐れられてきた理由は、それが**「一日のパニック売り」ではなく「三日かけた淡々とした売り」**であるという点にある。短い大陰線一本なら、悲報や外部要因による一時的な暴落として説明できることが多い。しかし三日連続で同じ方向に大陰線が並ぶ場合、それは表面的なパニックではなく、機関投資家による組織的な利確・撤退が背景にあると見なされる。