始値と終値がぴたりと重なり、ヒゲだけが片側に長く伸びる。突いた値段を一日かけて全戻しされた跡が、底や天井での攻防の決着を語る、上下対称のドージ二変種。
トンボ(蜻蛉)とトウバ(塔婆)は、始値と終値がほぼ同じ値で重なり、ヒゲだけが片側に長く伸びるドージである。
実体を持たないドージの中でも、この二つはヒゲの方向がはっきり片側に偏っているのが特徴だ。トンボは下に、トウバは上に、長いヒゲを一本だけ垂らす。
トンボは底で出れば強気反転、トウバは天井で出れば弱気反転を示す。
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OANDA:USDJPY
トンボは始値と終値と高値がほぼ同じ値で、長い下ヒゲを引き、上ヒゲはほとんど持たない。一日のうちに大きく売り込まれたが、引けまでに全戻しされたT字の形だ。
トウバは反対で、始値と終値と安値がほぼ同じ値、長い上ヒゲを伸ばし、下ヒゲを持たない。買い上げられた値段が引けまでに全戻しされた逆T字になる。
実体を持つハンマーや流れ星から実体を完全に削ぎ落とした、いわば「実体ゼロ版」がこの二つだと考えるとわかりやすい。
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